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【塩崎太伸賞】他なる空間のあわい|高田真之介(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科・学部4年生)

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選出理由

本選クリティーク 塩崎太伸さま

全てが白で塗りつぶされたマルタン・マルジェラ店舗でのあのふわふわとした感じや、コンクリート素材がもつ意味に耐えられず、さらに白でも黒でも灰色でも生じてしまう意味にもやはり耐えられず、その漂白に銀色というあわいの色が塗られた壁面に感じるあのザワザワとした感じ、と、何か同じ匂いを感じる作品に目が覚める思いでした。

この作品のおもしろかったところは、部分/全体の関係と内部/外部の関係との混じり合いを、賑やかなスーパーグラフィックによって一掃しようとしているのに重ねて、「分人主義」などの参照をおこないながら学校と住まいとの場の公共性を検討しているところです。場の共有と意識の共有について、建築と所有イメージについての議論のきっかけになりそうな作品だと思います。

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