藤村 龍至
FUJIMURA Ryuji
東京藝術大学 / RFA
この10年、建築分野の卒業設計では「歴史的街並みや産業遺構の再生」「空き家を使ったまちの活性化」などのテーマが頻出する一方、AIで意匠を、トポロジー最適化で構造を設計し、3Dプリンターで模型を出力、という批評的な案も見られる。時流に敏感なアート分野では気候変動やジェンダー、ウクライナなど大きな主題が主となっているが、仮にそれらを扱うとしても、寸法や断面、説明文などから議論できそうな案に着目したい。
経歴
建築家/東京藝術大学准教授。
1976年東京生まれ。
2005年よりRFA主宰。2016年より現職。
2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長、
鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター
受賞歴
2022 Archi-Neering Design AWARD 2022 優秀賞 (グラウンドルーフ)
2021 建築九州賞 一般建築部門 奨励賞 (H幼稚園保育所)
2018 福岡県美しいまちづくり建築賞 大賞 (すばる保育園)ほか