今大会テーマ『黎明』
私たちの世代は、進学の節目ごとに社会の大きな出来事に直面してきました。小学校では東日本大震災、中学校では熊本地震、高校では新型コロナウイルスの流行と、それぞれの時期に困難を経験し、「やりたいことができない日々」を過ごすことを余儀なくされました。その結果、「大切な時間を失った世代」「可哀想な世代」と言われることもありました。
しかし、私たちはただ困難に押しつぶされた世代ではありません。私たちはその困難を柔軟さや強さを育む機会へと転換させました。そんな私たちだからこそ、これから踏み出す一歩は、建築界における新しい時代の幕開けであり、次の世代に向けて「未来は明るい」と示すものにしたいと考えます。
その想いを込めて、本大会のテーマを「黎明」としました。「黎明」とは「夜明け」「新しい始まり」を意味する言葉です。これまでの暗闇を抜け、私たち自身の手で光を見出し、建築を通じてその可能性を表現していく。そうした決意を、このテーマに託しています。
大会趣旨
今回で31回目となる「Design Review」は、現代の建築や都市を取り巻く諸問題を議論し、 デザインの可能性とリアリティーについてクリティークと参加者が共に考える場を提供する活動です。建築設計、設計教育、建築批評の第一線で活躍するクリティーク様を招き、学生の意欲作品の講評を通じて、日常的な業務や教育現場で得難い視点に立った、高いレベルの議論を行います。学生デザインのレベルを高めることはもとより、現代の建築批評や建築・都市デザインに対しての刺激となることを目的としています。






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